仮定法は "if" よりも主節の「助動詞の過去形」に注目すべし!!

よく、「Ifのない仮定法」というタイトルで、"Without" や"otherwise"が入った文章が紹介されます。 ここで、またまた無料で使える「ルミナス英和辞典」のweb版から少しだけ引用させていただきます。

Without water [air], we would soon die. 水[空気]がなかったならば私たちはすぐ死んでしまうだろう.

例文をコピペさせていただきましたが、その下に【語法】という囲み記事がありまして、「現在の事実に反する仮定や条件を表わす場合は, 結論を示す節に would, should など助動詞の過去形が用いられ、過去の事実に反する仮定や条件を表わす場合には, 結論を示す節に would, should, etc.+have+過去分詞の構文が用いられるのが普通」という文章があります。実は、この、「結論を示す節」つまり「主節」の情報が超重要で、「助動詞の過去形=仮定法」と考えてもらうと、英文が大変読みやすくなります。If の中の文章では、もちろん条件を示すのですが、動詞の現在形で未来のこと、過去形で現在のこと、過去完了で過去のことと、一つずつ時がずれます。それは、必ずしも主節の時制とは連動しないので、注意が必要です。仮定法というと、If節を注目してしまいがちですが、文章としては主節がなければ成り立ちません。主節の助動詞を丁寧に読むことが仮定法を理解するコツです。

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